「これしかない」から「これもあるんだ!」へ!

みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。

今回は、私が進めている絵本のプロジェクトへ込めた想いの部分について少し書いてみたいと思います。

「これしかない」と思い込んでいた道が、実は「これもあるんだ!」と気づいくことで未来を考えることがもっと楽しくなる。
ここを少し掘り下げてみたいと思います。

↑ これは2024年の小学6年生のなりたい職業ランキング。

よく考えてみると、
この選択肢って本当に子どもたちの自由な発想から来たものなのか?
という疑問が残ります。

見たことのあるもの、聞いたことのあるものの中からしか選ぶことができないと考えると知らなければ、そもそも選択肢に上がることすらない。

正直、これは私自身の経験にも通じます。


勉強があまり好きではなかった私は、高校を卒業して建設業に就きました。
それはその仕事をやりたかったわけではなく、私の周りでは「勉強が苦手なら建設業か工場勤務」が当たり前だったからです。

選択の自由は与えられていたとは思うけど、「みんなそうだから」という環境下での常識の範囲内でしか考えることをしていなかった、というのはあったな、と思いました。

少なくともそのときの私には、ほかの道が見えていませんでした。

手っ取り早く仕事をして給料をもらい、大好きだったDJイベント企画・運営や、アート活動への軍資金を作る。
それが当時の「自分にできること」の精一杯でした。

ただ、その当時の選択を後悔しているわけではないことは補足しておきます。

大変な仕事ではあったけど、楽しかったところもたくさんあり、多くのことを学び、成長させてもらったことには感謝しかありません。

それでも、
今振り返ると、あの時の選択肢の狭さが自分の可能性をいかに縛っていたかを痛感します。

もっと多くの仕事や働き方を「知っていたら」少し違う選択ができたのかもしれない。
そもそも仕事とは与えてもらうというものだけではなく、「仕事を作る」というクリエイティブなものだと知っていたら、仕事に対して「考える」こと自体がもっと楽しかっただろうと思います。

そういった思いこそが、今の私がこの絵本プロジェクトに取り組む理由のひとつです。

ただの可愛い・楽しいお話を詰め込んだ本ではなく、
どんな仕事があるのか、どうやって社会が成り立っているのか、楽しみながら学べるツールとしての絵本。

「知る」ということは、新しい未来を描くための最初の一歩。
絵本を手にした子どもたちが、将来の職業選択の幅を広げ、夢を追いかける力を持つ。

そのために、私たちはこのプロジェクトを始めました。

絵本の中の物語が、ただのページをめくる体験から、未来を作る種まきになる――そんな世界を目指しています。

子どもたちが「これしかない」ではなく、
「これもあるんだ!」と気づける。

そんな「知る」喜びを届けるのが、私たちの絵本プロジェクトの目的です。

というわけで今回はこれくらいで!

以上、ウエマツでした〜